みそじのブログ

バルダーズゲート3が楽しすぎたので感想とか語るために作りました

【取り返しがつかないからこそのスリル】バルダーズゲート3感想

いわゆる洋ゲーというものは両手で足りるくらいの本数しかプレイしてきませんでした

しかもそのプレイしたものも、「Horizon」や「アサシンクリード」シリーズ、最近だと「ホグワーツレガシー」など、比較的キャッチーなタイトルばかり

 

普段はもっぱらSwitchのゲームをプレイしているライトゲーマーの私が、見るからにコアゲーマー向けっぽい「バルダーズゲート3」をプレイ

 

そしてクリアしたので、感想を残すことにします

全体的な感想

結論からいうと、めちゃくちゃおもしろかった

TRPGにも元ネタである「ダンジョンズ&ドラゴンズ」にもまったく馴染みはありませんでしたが、それでも驚くほど没頭しました

昨年は大作が多かったように思いますが、そのなかでもぶっちぎりで私は面白いと感じました

最初はとにかくとっつきにくい

戦闘システムも?だし、用語もわからないし、テキストが頭に入ってこない

 

とはいえそのあたりは慣れ

やっていれば理解できるようになります

そして理解すれば戦闘もストーリーもおもしろい

こんなにひとつのゲームに夢中になったのはいつ以来だろうと思うくらい熱中したし、クリアした今もまだプレイしてる

ということで個人的に気に入っている点とそうでない点を書こうと思います

良かった点

たくさんありますが大きな点を挙げます

1.取り返しのつかないことだらけな点

私のプレイしてきたゲームの数なんてたかが知れているので一概には言えない

 

ので、あくまでも私の体験上ですが、、

いろんなゲームに取り返しのつかない要素ってあると思うんですね

それはキャラクリだったり、取り逃した武器だったりとさまざま

だけれど、ストーリーに大きな影響を与えるものってあんまり私がやってきたなかではありませんでした

 

(ぱっと思いつくのは、テイルズオブシンフォニアのクラトスかゼロスどちらを仲間にするかのイベントとか、風花雪月くらいかも)

でもバルダーズゲート3は取り返しのつかないことばかり

 

選択ひとつで仲間が永久離脱したり、敵対したり、死ななくてもいいのに死なせてしまったり、イベントが予期せぬ結末で完了したりで、スリルしかないのです

 

たとえば2章のムーンライズタワー

2周目のプレイで気づいたのですが、ムーンライズタワーを訪れる前にナイトソングの解放を先にやってしまうと、ティーフリング救出イベントが消滅してしまうんですね

牢獄に入ったら羊飼いや決闘者が大量にいてゾッとしちゃった

BG3で一番怖かった瞬間だったな

まあこれは例ですけど、あらゆる選択がストーリーやイベントに影響するんですよね

 

私が今まで経験したゲームだと、味方や敵じゃないNPCを攻撃することはできない、どうあがいてもなるようにしかならないことがほとんどだったので、自分の起こした行動の多くに相応のリアクションが返ってくるのがとても新鮮で刺激的でした

これがバルダーズゲート3の大きな魅力のひとつかなと感じています

だからクリアしてもまたはじめからやっているし、なんなら4周5周とやりたいとすら思ってる

2.誰とでもロマンスできる

RPGでの恋愛って、主人公と決まったヒロインとの間で行われるものしかほとんど見たことがなかったんです

それこそさっきチラッと言ったFEくらいかも

 

なので本作のように誰とでも恋愛ができるのは新鮮でした

 

男女関係なく恋愛できるし(最近のゲームはそんな傾向ですね)、種族も関係ない

しかもその恋愛過程や恋愛関係になってからの描写がかなりしっかりしてる

 

恋愛がメインじゃないゲームにおける恋愛描写ってあっさりめなことが多いように思うんですけど、本作はかなり丁寧かつ濃厚

もちろんキャラにより差違はあると思いますが

長く険しい冒険の中で芽生える恋はとても甘く、ロマンチックに感じられました

肉体関係も結ぶことになりますが、その描写も美しいです

結構際どいのにそこに至るまでの道のりが丁寧だから、性的というよりもロマンチックな印象のほうが強かった

私のお気に入りはアスタリオンくんです

2周目はシャドウハートちゃんと恋愛しようと思っていたのに、気づいたらまたアスタリオンを選んでました

これがほんとに魅了ってやつですね、、

さらにできるキャラは限られていますが、複数人と並行してロマンスもできるという自由度の高さにも驚き

アスタリオンと付き合いながら同時にハルシンともロマンスする旅路はそれはもう楽しくて楽しくて

 

調べたところ、シャドウハートもハルシンとなら同時にロマンスするのはいいみたい

逆に浮気はダメっていうタイプのキャラもいるから、恋愛観がキャラによってさまざまなのも面白いです

3.理解するほど面白くなる戦闘

正直最初は戦闘が苦痛でした

何もわからなかったから

ところが理解を深めていけばつまらないどころか楽しくなってきます

有利不利、魔法、各アクションの意味などがわかると、どうすれば優位に立てるか、ここにいれば相手から攻撃を受けずに倒せるんじゃないか、など考えるのが面白くなるんですね

いろんなアイテムを投げたりするのも楽しい

魔法なんかは全然まだまだ使いこなせてないからもっといろんなの使っていきたい

気になった点

気になるのはひとつ

バグとかエラーが多々あることですね

ソフトがエラー落ちすることは何度かありました

バグっぽいのもたまにあります

私が一番焦ったバグは、ラファエルが延々に復活するバグでしたね

 

これが1周目ならラファエルにトドメを刺すギミックの存在を疑うところですが、2周目だったのですぐにバグだと確信しました

 

ラファエルを倒したらそのあとすぐにHP1の状態で復活するんです

で、また倒すんですけど倒したそばからすぐ復活、またまた倒すけど再度復活・・・って感じで、ずっと蘇るんですよね

 

ラファエルは強いからロードしなおすのも億劫だったので、このときはホープに話しかけずに倒した瞬間急いで希望の館から脱出してなんとかなりましたが・・・

まあ、こんな感じでバグっぽいのは多めかなと

ラファエルはキャラ的にもありえそうなバグだったからちょっと面白かったですけどね

もしかしたらそういう仕様なのかもしれないけれどピクシーの加護が消滅するやつも2周目で当たったし

ちょいちょいおかしなことは起きるのでこまめなセーブは必須

まとめ

ややグロテスクな世界観やなじみのないTRPGというジャンル、わかりにくい戦闘システム、吹き替えがない点などから、決してみんながみんな楽しめるゲームではないと思います

私自身、最初はクリアまでできるのかちょっと不安でした

が、慣れるとこれまで感じていた苦痛が嘘のように面白く感じられましたね

2023年発売のゲームのなかでどころか、今までプレイしてきたゲームのなかでもトップクラスに面白いです

 

ということでまだまだ遊ぶつもりですが、「バルダーズゲート3」をクリアしての感想でした