ダークアージとしての1周目のプレイでは、トロフィー目的でベハルの贈り物を受け取ったため、どうあがいても苦い結末は避けられませんでした
しかし、ダークアージ2周目は最後までベハルに抵抗することに
そして無事クリアし、強く思いました
ダークアージにとっては、殺戮の衝動に抵抗し、贈り物をはねのけ、ベハルから自由になる道こそが最高の物語だと
もちろん悪役としてロールプレイする場合や、悲劇のヒーローを演じる際も、ダークアージのストーリーはぴったりだと思います
しかし個人的にはベハルからの解放という物語が正解の道だと思いました
ベハルに抗う流れを軽くまとめつつ、感じたことなどを書いていきます
【第1章】アルフィラを倒してしまう
ダークアージとしてプレイしていると、エメラルドの森で出会ったアルフィラが野営地を訪ねてきます
主人公はアルフィラを快く迎え入れるも、その夜みずからの手で彼女を殺害してしまいます
一応さきにノックアウトさせておくことでこのイベントは避けられるようですが、まあそれは展開を知っている人がやることで、通常のプレイではみんな遭遇するイベントだと思います
本当にこのシーンはショッキングでした
個人的にアルフィラは好きなキャラでもあったので、2周目でもちょっときつかったです
【第2章】恋人を手にかけようとする
ダークアージとしてプレイすると、パートナーを手にかけようとするイベントが発生します
実はダークアージとして2周目をプレイしようと思った動機のひとつが「このイベントをアスタリオンで見たかったから」です
(1周目では狙っていなかったゲイルさんが相手になってしまったので)
2周目はなるべくゲイルの好感度を上げないようにした結果、無事アスタリオンが相手として選ばれました
アスタリオン、ダークアージ専用のイベント時は優しいですね
境遇に近いものがありますもんね
【第3章】ベハルの子と知る
3章に入って間もなく、主人公はベハルの子であることを確信します
それを仲間に伝えることができますが、みんな案外冷静なんですよね
ちなみにベハルの子であることが判明する場面では、一度しか聞けない仲間の挨拶があるため、ダークアージとしてプレイするときはそこも見逃せないポイントですね
アスタリオンだと「ベハルの大切な赤ん坊よ!」というセリフが一度だけ聞けます
【第3章】贈り物を拒否
ダークアージとして2周目をプレイしようと思った主な目的がこれ
ベハルからの贈り物を拒否したらどんな展開が見られるのかを確認したかった
その結果!
贈り物を拒否すると、ベハルから主人公は殺されてしまうんですね
そこにシナビが登場し、生き返らせてくれます
血と殺戮への欲望からは解放され、これでダークアージとしての物語は終了
このあとは通常ルートに乗ります
ベハルから自由になったあとは、仲間からあたたかい言葉をかけられることになります
その言葉を聞いていると、私はダークアージの物語はこれが正解なんだと思いました
とくにジャヘイラのセリフが良かったです
ジャヘイラは前作から登場しているキャラで、たぶんいろんなことを経験しているからなんでしょうね
主人公の抱える問題について真剣に考えていたんだなと感じて、ぐっときました
ジャヘイラのかっこよさって、こういうリーダーシップや責任感の強さからくるんだろうなと思った
あとはロマンス相手のキャラからもこのときだけのセリフが聞けました
これを聞いて、ベハルの言いなりになっていると閉ざされてしまうロマンス相手との未来が続くことがわかります
実際ラスボスを撃破してみると、ちゃんと通常ルートのようにロマンス相手との会話がありました
ダークアージ専用の選択肢もありましたが、その後の会話は同じでした
もうちょっとここは会話に変化があればうれしかったな
とはいえダークアージでハッピーエンドを迎えられてよかったです
ちゃんと宴もあります
ダークアージ専用のトロフィーを獲って憂鬱な気持ちになった人にはぜひ、贈り物を拒否するパターンで再プレイしてほしいなって思います
ベハルに抵抗すれば
仲間からの賛辞に良い気分になりますし
何より、運命に抗い悪から善になることで得られるカタルシスがあります
ちなみにオーリン装備が手に入ったんですけど、これダークアージじゃない場合でも取れましたっけ・・・初めて入手した気が
ベハル寺院怖くてソッコー退出してしまうから今まで見逃していたのかな